サイトの更新報告。読んだ小説・漫画の感想と日記とか。色々気ままに書いてます。
|
あれは何の光でせう。
綺麗な輝きを放ち、闇の中、キラキラと輝いている。 彼女はそれに見惚れて、目を逸らすこともない。 僕はそれを横で見ていたよ。 可愛らしい顔をうっとりさせて、彼女はその光に向かって歩き出した。 全然、近づいている気がしませんね。 彼女はそう言って、たくさんたくさんたくさん歩いた道を、ふと顧みた。 疲れてしまったのか、彼女はしゃがみこんでため息を吐いた。 ねぇ、僕が、取ってきてあげようか? ちょっと、待っててね。 僕は駆け出す。 だって、僕の足は彼女の何倍も何倍も速いから。 だから、本気を出せば、すぐに光源まで行けるもの。 それから一体どのくらい駆けたのか分からないけれど、僕はやっと光源に辿り着いた。 とてもキラキラと輝いたガラスの破片だった。 眩しくて、手に取るのも恐る恐るで。 だけど、これを持って帰れば、彼女が喜んでくれると、それだけを思うと僕はとってもとっても幸せな気持ちになったのです。 彼女の元に戻る。 彼女も、待っててくれました。 とても期待したような眼差しで僕を見る。 だから、僕は微笑んで彼女に手に入れたガラスの破片を手渡した。 ……その時の彼女のガッカリのしようと言ったら。 本当に、言葉にも出来ないくらいで。 僕はとても悲しい気持ちになった。 どうしてガッカリするの? そこには、君が見惚れた輝きがそのままあるのに。 それなのに、どうして? 僕には、理解できません。 |
|
ぼぉっと
見つめる全てのものは 綺麗な色を放って 確かにそこに在る 僕は その世界を笑顔で見つめて その世界に焦がれて ただ 静かに目を細める 世界はすぐそこに在る だけど 僕の世界は真っ暗だ 僕のいる場所だけ 真っ暗だ ……ごめんね 見ているようで何も見ていない 僕がいけないんだ だから きっと ここは真っ暗なんだ 光はすぐそこにあるのに そこに行けない 僕が変なんだ 膝を抱えて その場にしゃがみこんで それでも 僕は目を逸らせない だって いるんだもの たとえ 僕がそこに行けなくても そこには 君がいるんだもの 君がいなかったら 僕は目を閉じて 静かに眠れるのに 眠れるのに ぎゅっと唇噛んで 膝に顔を埋めて 僕はいつも泣いている 情けなくてもいい 泣かないと収まらない 辛くて 苦しくて でも もがいてでも ここにいなくちゃいけないんだ ……いつかきっと 行ける その場所に 行ける 信じてるから だから 僕はここにいなくちゃいけないんだ |
|
| ホーム |
|















![楽園の条件 [IDコミックス/百合姫コミックス] (IDコミックス 百合姫コミックス)](http://ecx.images-amazon.com/images/I/21zI9-RwJFL.jpg)


























