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白蝶花

白蝶花(はくちょうばな)白蝶花(はくちょうばな)
(2008/02)
宮木 あや子

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宮木あや子さん、最強です。
私のツボをガンガン突いてくる。
この方の作品、もっと読もう。

オムニバスなようで、
きっちりと一つのストーリーになっているのが何より秀逸。
これは、「花宵道中」にも言えたことなんですけども。

こちらは戦中を舞台にしたお話です。
4編構成で、すべて女性の立場にてお話が進行していきます。
え、まさか、そこに繋がるの?って伏線が
むちゃくちゃ上手い。

私が好きなのは、お嬢様の和江。
歪んでしまった愛情表現の仕方がたまらなく可愛らしかった。
3編目の主人公・千恵子が何度もそういった拙さを
「可愛らしい」と感じているシーンがあったけど、
私も激しく同意です。
10代って、とにかく性に敏感で、
でも、汚らわしいと思ってしまう部分もある。
しょうがない部分だと思いました。

そんな和江も、きちんと家庭を持って、
幸せに一生を全うする。
そんな締めくくられ方がとても良かった。
和江と千恵子は何十年も会うことはなかったけれど、
この2人の間に確かにあったのは、友情だったと思います。
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