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閉鎖病棟

閉鎖病棟 (新潮文庫)閉鎖病棟 (新潮文庫)
(1997/05)
帚木 蓬生

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店頭で見掛けて、なんとなく購入した小説です。
半分くらい読んで、それから仕事が忙しくなって頭が働かず、2週間くらい放置してしまっていたのを今日読み終わりました。

一言で言うと、とても優しい小説です。
ゲーム好きからするとタイトルで、ホラー物が浮かんでしまったりするんだけど。
本当に優しいお話で、最後の秀丸さんの裁判の下りは涙が出そうになりました。

君のぞでもそうなんだけど、当事者視点と第三者視点じゃ、捉え方ってやっぱり変わるんですよね。
ゲームから入った私は元は孝之擁護派だったけど、アニメから入った人はすべからく孝之は嫌いだと迷いなく言う人が多い。
それと同じで、この作品の精神病棟患者の人たちの視点で描かれているから、私は理解してほろっとしたけど、これがもし、新聞の記事とかにデデンと載るような事件だったら、そんな優しくは考えられないと思うし。
だから、患者さんの言い分も、退院してきた時、それを迎えなくちゃいけない家族の言い分も、分かる気がした。

色々入り混じった難しい問題だとは思うけど、出てくる人たちのほとんどが優しい人たちだったことが印象的でした。
久々に読んでよかったと思える作品でした。

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