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Piece

Piece 1 (1) (フラワーコミックス)Piece 1 (1) (フラワーコミックス)
(2008/12/24)
芦原 妃名子

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発売されてから気にはなっていたんですが、買わないままだったので、買ってみました。
芦原妃名子先生の新連載。
この方はゆっくり丁寧に描かれるのが向いてらっしゃると思うので、ぜひ、今回もじっくり腰を据えた作品にしてくださればいいなぁと願ってやみません。

ひとまず、第一印象としては、……暗い話になりそうです(^-^;)
砂時計からこの方は作風が思いっきりそっち方面になった気がします。
天然ビターチョコレートの頃とかがすごい懐かしいけど、こういう話が面白いのも事実。
おそらく、物語の真相を探りながら、オムニバス形式で、各キャラの心の傷に触れていくっていう形式を取る作品かと思います。

● あらすじ(冒頭) ●
高校時代クラスメイトだった折口はるかが亡くなった。
彼女の印象も曖昧な状態だが、葬儀に参列する元クラスメイトたち。
葬儀の最中、主人公の名前を聞いて、はるかの母親が彼女に感謝の言葉を告げてくる。
高校時代唯一仲の良かった友達として、家でも話題に挙がったのだと。
けれど、実際主人公は彼女とは会話すらほとんど交わしたことがなく、そのことを否定してしまう。
嘘としてでっち上げる親友が、なぜ自分だったのか?
その疑問と過去彼女に掛けられなかった言葉への悔いによって、主人公は、はるかの母親のお願いを聞き、はるかの高校時代の彼氏を探すことにした。

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主人公・須賀水帆(みずほ)は思慮型で、人間関係にクールというかドライなタイプ。
傷つくのも傷つけるのも嫌。
広いパーソナルスペースの中で生きている人。
本当は常に迷いはあるのだけど、見かけのクールさで、そういうことを汲み取ってもらえない子……かな。

別れ話のシーンで、彼氏・住吉が言った言葉に、かなり憤りを覚えました。
お前は何様だー!ですよ(^-^;)
付き合っていながら、他の女に気持ちが行ってしまったことを彼女に告げられずに、浮気同然の行為をし、いざ別れるの段になったら、「泣きもしないんだな。オレのこと好きじゃなかったろ?」って。
うがー!って感じだった。
泣いたらお前は別れないんかい!違うだろーが!
とイライラしてました。
自分のことを棚上げにした状態で、言っちゃってるから駄目なんだよ、この台詞。
まぁ、泣くような女の子だったら、もっと距離が違ったのでしょうけどね。
不憫な子……。
しかも、そんな男のことを気に掛けてる水帆がまたなんとも言えないです。
正直、水帆は悪くないと思う……と個人的には言いたい。


個人的には、2話でメインになる矢内くんが好きです。
秀才で、張られたレッテルに頑張って答えようとする頑張り屋さん。
見掛け倒しとか言われて可哀想だったけど、良い人です。
メールが素っ気無いとか、顔文字がないとか(^-^;)
高校生の揉め事っぽくて可愛いけど、言われたほうは可哀想だ。

矢内くんは過去はるかに惚れかけたこともあり、彼女の過去を探っている、という話に、彼女のことを知りたいという欲望のまま、協力してくれることになる青年。
矢内くんの回は、恋愛とは何かについての話が幅を利かせている感じで、上手いなぁ……と思わず唸ってしまいました。

「失恋は、全人格否定された気分になるな
 うっかり自己崩壊」

これは本当にそうで、わかるぞ、矢内くんって感じでした。


また、男子と女子の「恋愛」の定義で噴きましたしね(^-^;)

○男子
「触りたい チューしたい やりたい」
「ドキドキ ムラムラ モヤモヤ」

○女子
「知りたい 触りたい でも怖い」

男子がド直球過ぎで笑えた。
もちろん、これは極端な例だろうけど。

そして、矢内くんがこう纏める。

「矛盾と葛藤
 自己犠牲と自己保身
 そのせめぎ合い」


振られると自分を否定された気分になってしまう。
でも、言葉で告げないとその先もやっぱりないわけで。
結局必要とされるのは勇気なんですが、
そこまで考えて恋愛してると、疲れるぞぉっても思っちゃうところではある。

そこから続く矢内くんと友達の会話も思わずそうそうって思っちゃった(女なのに)

「女は押しの強い男が好きだって言うけどさ
 簡単に言うなって
 男だから言えねんだよ ちくしょー」


わかーるわかるよ、君の気持ちー(笑)
これ、ちょいエピソードで入ってますが真理ですよねー、日本人的には。


そして、人によって印象が変わる男・成海と水帆の話が入りつつ、はるかに繋がる糸口となりそうな人物と情報が出て、2巻への引きに(^-^;)
成海は読んでるほうからしても不気味なタイプで、現時点では何も書けないため、スルー。
この先、どう転がっていくのか。
2巻を楽しみに待ちたいと思います。

ああ、レビューに出来てない。
要点の纏め方とか勉強しようと思います。
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